今 週 の レ シ ピ

特別講習のメニューより
●ベトナム風大根のサラダ

ベトナム風大根のサラダ [材料]  - 4〜6人分-    
・大根200〜300g
・ニンジン少々
・長ネギ長さ10cm位
◎A
   塩少々
   氷水
・エビ4〜6尾
・豚バラ肉100g
◎B
  ピーナッツ大さじ1
  にんにく1片
  サラダ油適宜
◎ニョクマムドレッシング
   ニョクマム大さじ4
   砂糖大さじ3
   酢大さじ4
   塩小さじ1/4
   サラダ油小さじ2
   粉末唐辛子少々
・レモン汁少々
・パセリ少々

[作り方]

  1. 大根は皮をむき、斜めの薄切りにしてからせん切りにする。
    ニンジン、長ネギは4〜5cmのせん切りにする。
  2. Aを用意して、1を10分位つけた後、水気をよく切る。
  3. エビは背ワタをとり、ゆでてから殻をむき、縦半分に切る。
    豚バラ肉はゆでて細切りにする。
  4. ビーナッツはサラダ油で香ばしく炒めて、荒く刻む。
    にんにくは薄切りにし、サラダ油で揚げる。揚げ油はとっておく。
  5. ニョクマムドレッシングを作る。(サラダ油は4のにんにくを揚げた油)
  6. ボールに2の大根、ニンジン、長ネギ、3の豚バラ肉を入れてよく混ぜ、ニョクマムドレッシングとレモン汁で合える。
  7. サラダ鉢に6を盛り、4のピーナッツ、ニンニクを散らし、3のエビとパセリを飾る。
ポイントはここ
  • 大根は「拌蘿蔔糸(中国風大根サラダ)」の大根の切り方を参考にして下さい。
  • ニンジンは彩りで入れる程度ですから、なかったらわざわざ買ってこなくてもいいでしょう。
    長ネギは必ず入れて下さい。全体の味を引き締めてくれます。
  • ピーナッツ、ニンニクの薄切りは、小さいフライパンで炒めたり、揚げたりして下さい。
    先ず、少しのサラダ油でピーナッツを炒めます。取り出したら、油を大さじ1足して、ニンニクは揚げるようにします。そのニンニクの香りのする油をドレッシングに使います。

    材料の切り方 Aに浸ける 味の決め手

  • ニョクマム(ヌクマム)はベトナムの調味料で、小魚を塩漬けにして発酵させた上澄み液、「魚醤」の一種です。
  • 粉末唐辛子は「一味唐辛子」か、キムチ漬けの唐辛子を、好みの辛さで使って下さい。
  • 盛り付けたら、冷蔵庫で冷やして食卓へ。

    ニョクマムドレッシング レモン隠し味 味の決め手を散らす

ちょっと一言
  • べトナムでは「パパイアのサラダ」です。日本ではパパイアといえば、デザートにいただくオレンジ色の甘い香りのする南国のフルーツですが、熟していない青いパパイアがあります。
    その青くて硬いパパイアの皮をむいて、縦半分に切り、中の白い種(熟したものは種は黒い種)をとり、スライサーでせん切りにして、サラダを作ります。大根を代用してみましたが、青いパパイアは硬いので冷たい塩水に30分くらいは浸して下さい。
  • ニョクマム(ヌクマム)はベトナム料理には欠かせない調味料。タイのナンプラーや秋田のしょっつるなどと同じもの。最近のエスニックブームで、輸入品だけでなく、日本のメーカー製もスーパーで売っています。独特の香りと味があります。単一の味にはなじめなくても、ドレッシングとしていろいろな調味料を混ぜると深い味わいを作り出すことができます。
  • 青味もかねてパセリを使いましたが、ベトナム料理によく使われるのは「香菜」(シャンチァイ)です。
    「香菜」(シャンチァイ)は欧米では「コリアンダー」、タイでは「パクチー」と呼ばれているハーブです。ニョクマム(ヌクマム)同様、独特の香りと味があり、それがベトナム料理の特徴のひとつでもあります。
【野口料理学園】

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