[材料]　　- ６人分-

		・さつまいも	３５０ｇ〜４００ｇ
		焼きみょうばん	小さじ２
		◎Ａ
		出し汁	かぶる程度
		砂糖	大さじ５
		みりん	大さじ２
		塩	少々
		くちなしの実	小さじ1/2

[作り方]

1. さつまいもは厚さ３ｃｍくらいの輪切りにし、皮をむき、面取りし、水によくさらす。
2. 鍋に１のさつまいもを入れ、水をかぶる程度入れ、焼きみょうばんを加え、１５分から２０分おく。
3. ２の鍋を火にかけ、ゆでこぼす。
4. ３の鍋にＡを用意し、３のさつまいもを入れ、紙ブタをしてゆっくりと含め煮にする。

• 含め煮にしますので、サツマイモは３ｃｍくらいの厚さは必要です。
• 皮は少し厚めにむきます。輪切りの切り口を見ますと、皮から２〜３ｍｍ内側に白い汁（すぐに黒っぽくなりますが・・・が大丈夫）しみ出します（１）。その汁より内側をむきます（２）。
• 煮えてきますと切り口の角がやわらかくなり、煮くずれしやすくなりますので角を取っておきます。それを「面取り」（３）といいます。
• あくが強いので、水を変えながら２〜３時間、さらします（４）。
  （１） （２） （３） （４）

• 焼きみょうばんはあくを取ってくれ、サツマイモの色をよりあざやかにしてくれます。ただし、あまり長い時間その液に浸しておいたり、火を通しすぎたりしますとサツマイモがしまって硬くなりやすいので気をつけましょう。
  焼きみょうばん 鍋に入れて１５分位おく

• 濃い黄色に仕上げたいときは、くちなしの実を使います。乾燥して砕いたものを売っています。小さじ1/3くらいを小さな布に包んで使って下さい。そのままでは、さつまいもに細かい実がついてしまい、盛り付けのときに取り除くのに時間がかかってしまいます。
• くちなしは使いすぎると薬のにおいを感じてしまいます。気をつけましょう。
• サツマイモのように煮ていくとやわらかくなるものは、紙ぶたをして表面が乾くのと煮くずれを防ぎます。もちろん、鍋のふたもキチンとして煮含めます。
  くちなしの実 黄色に染める 紙ぶたをする