今週 の レ シ ピ

・備えあれば≪乾物≫

●ちまき

ちまき [材料]  -一辺8cm位の三角形のもの15〜18個分-

・もち米3カップ
・豚バラ肉200g
・干し椎茸4枚
・ゆで筍80g
・干しエビ10g
・帆立貝の貝柱(乾燥)10g
・天津甘栗10個
・白葱1/2本
◎A
  中華出し汁1/2カップ
   (干し椎茸の戻し汁を含めて)
  エビと帆立貝の戻し汁1/2カップ
◎B
  醤油大さじ4
  酒大さじ2
  砂糖大さじ1/2
・サラダ油大さじ1
・竹の皮大きいもの10枚

[作り方]

  1. もち米は洗い、3〜5時間たっぷりの水につけ、水気を切る。
  2. 竹の皮は大きい鍋で柔らかくゆでる。
  3. 豚バラ肉は1cm角に切る。
  4. 干し椎茸は水でもどし、7〜8mm角に切る。戻し汁を取っておく。
  5. ゆで筍は椎茸と同じくらいに切る。
  6. 干しエビと帆立貝の貝柱は3/4カップの水につけて充分もどす。戻し汁は取っておく。
    貝柱は細かくほぐしておく。
  7. 白葱はみじんぎりにする。
  8. 中華鍋にサラダ油を熱し、白葱を炒め、3〜6の材料を加えてさらに炒める。
  9. 8にもち米を加え、透きとおるくらいまで炒め、A・Bを加え、汁気がなくなるまでさらに炒める。
  10. ゆでた竹の皮を縦に半分に裂き、9を三角形に包んで強い蒸気の上がっている蒸し器で20分くらい蒸す。

ポイントはここ

    もち米は充分水気を含ませ、余分な水はよく切る

  • もち米は洗ってからたっぷりの水に少なくとも3時間、できれば4〜5時間はつけておき、充分水気を吸わせます。
    水気を切るのは火を通す30分位前、充分水気をきりましょう。
  • 竹の皮は大きい鍋にたっぷり湯を沸かし、柔らかくゆでます。小さめのチマキにするときは縦半分に切ってみてください。

    鍋でゆでる 湯をよくきる 

    縦半分に切る 小さく作るとき

  • 干し椎茸、干しエビ、帆立貝の貝柱は水で充分もどしてから使います。戻し汁は出汁として使いますので、あまりたくさんの水でもどさないこと。                                                                 
  • 最近では、天津甘栗の殻をむいたものを売っていますので、それを使いました。

    干しエビ、帆立貝の貝柱は水でもどす 天津甘栗

    忘れ物がないように具の準備

  • 材料の種類が多いので、忘れ物がないように、それぞれの特徴を生かして切っておきます。
  • 中華鍋で白葱のみじん切りをこがさないように炒め(1)、残りの材料をよく炒め(2)、水気のよく切れたもち米を加えます(3)。
    もち米と具が均一に混ざったら(4)、中華出汁、戻し汁、調味料を加えて(5)、汁気がなくなるまでしっかり炒めます(6)。

    (1) (2) (3)

    (4) (5) (6)

  • いよいよ、竹の皮に包みます。皮を三角形の袋状に整え(1)、炒めた具のたくさん入ったもち米を抑えるようにしながらスプーンで詰めます(2)(3)。
    中身がとび出さないように竹の皮を2〜3回巻きつけるようにします(4)(5)。最後は皮の下を通して(6)、細い方を頂点から抜き出します(7)。

    (1) (2) (3)

    (4) (5) (6) (7)

  • 均一に蒸気が当たるように、チマキを重ならないようにセイロに並べます。途中で湯が少なくなってきますので、湯をいつでも沸かしておいて、足しながら蒸していきます。 よく蒸気の上がっている蒸し器で20分くらい蒸します。

    セイロに平らに並べて 20分くらい蒸す

ちょっと一言
  • 最近、幅の広い竹の皮がいつでも買えるようになりました。
    以前は、中華風の「おこわ」として、セイロで蒸したり、鍋で「たきおこわ」にしていました。充分おいしいと思っていましたが、やはり、竹の皮に包んだ「ちまき」は格別です。ぜひ、竹の皮を探して、挑戦してみてください。
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【野口料理学園】

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