今 月 の お 菓 子

●二色流し

二色流し [材料]  ―6人分―

≪卵黄入りトコロテン≫
 ◎A
   寒天1/2本
   水1.5カップ
 ◎B
   卵黄1個分
   水大さじ5
≪抹茶(まっちゃ)入りトコロテン≫
 ◎C
   寒天1/2本
   水1.5カップ
 ◎D
   抹茶小さじ1
   熱湯大さじ5
≪かけ汁≫
  醤油(しょうゆ)大さじ3
  酢大さじ3
  砂糖小さじ1
  ワサビ適宜

[作り方]

    たっぷりの水につける
  1. AとCの寒天は、たっぷりの水に半日以上つけて、もどす。
  2. BとDを、それぞれよく混ぜる。

    卵黄を水でとく 熱湯で抹茶を点てる

  3. 寒天の水をしっかりしぼり、こまかくちぎる。
  4. 直径15cm位の鍋に寒天と水を入れ、火にかけ、煮とかす。(1)
  5. 完全にとけたら、2回沸騰させる。
  6. 硬くしぼったぬれ布巾で、漉(こ)す。(2)(3)
  7. 用意したBを6に加えて、よく混ぜ、型に流す。(4)

    (1) (2) (3) (4)

  8. 冷水で冷やして、「卵黄入りトコロテン」を固める。
  9. 同時に3〜6を作り、用意したDを加えて(5)よく混ぜ、型に流し、冷水で冷やして「抹茶入りトコロテン」を固める。

    (1) (2) (3) (5)

  10. 「てん突き」で、二色のトコロテンを器(うつわ)に突いて、かけ汁を添える。

    二色を固める てん突きに入れる 二色を突いて出す

ポイントはここ
    表面が乾かないように布巾をかける
  • 寒天を水につけておいても、浮いてきて、水から出している部分が乾いてしまいます。布巾をかけておきましょう。
  • 寒天をとかすときは、水だけを入れて火にかけます。混ぜたいもの(たとえば砂糖)は、完全にとけてから加えます。
  • 完全にとけたところで沸騰させ、火からはずして沸騰をおさえます。もう一度繰り返します。こうすると仕上がったトコロテンに弾力がつき、てん突きで突いたとき切れにくくなります。
  • なめらかなトコロテンを作るには、やはり一度布巾で漉(こ)しましょう。熱いうちに漉しますので、ヤケドに気をつけてください。
  • 寒天は冷水を2〜3回かえて、冷やすだけで固まります。氷はいりません。また、型を動かしすぎると、表面が波打ちます。冷水が温まったらかえますが、そのときは、そっと水をかえましょう。
  • 固まったトコロテンの表面に冷水を入れ、細長く6等分にします。冷水が切れ目に入り、取り出しやすくなります。
  • ワサビは添えておき、好みでかけ汁にとかしながら食べてください。
ちょっと一言
  • 寒天1本を、4カップの水で煮とかし、布巾で漉(こ)して固めます。「てん突き」で突いて、酢醤油でいただく「トコロテン」は、熱い夏のお八つにピッタリ。二色流しは、ちょっと手をかけて、おしゃれなトコロテンにしてみました。
  • 「食べるのは塗り箸(ばし)ではなく、割り箸、それも1本でつるつる食べるもの」、が母の口ぐせでした。一度、やってみてください。箸でつまもうとすると、切れてしまいます!
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