今週のレシピ

・ブライダルクラス(4月第2週)のメニューより

● 汁ビーフン ●  117kcal. 塩分1.4g

汁ビーフンの写真 [材料]  -6人分-

・ビーフン75g
・鶏胸肉100g
・干し椎茸3枚
・たけのこ50g
・日本葱1本
・炒め油大さじ1
中華だし4カップ(今週のメニュー「八宝菜」の「ポイントはここ」を参照)
  醤油大さじ2
  塩小さじ2/3
  油大さじ1

  [作り方]

  1. ビーフン…用意したものに合った方法で戻す。
  2. 鶏胸肉…一口大のそぎ切り。
    干し椎茸…水で戻してそぎ切り。
    たけのこ…3a位の短冊切り。
    日本葱…小口切り。
  3. 中華鍋に油を熱し、鶏肉を炒め、色がかわったら干し椎茸、たけのこを軽く炒める。
  4. 調味料を合わせた中華だしを、3に加えて煮立てる。
  5. 4に1のビーフンを入れ、2〜3分煮てスープ丼に盛り、日本葱を散らす。
ポイントはここ

ちょっと一言

  • ビーフンは「米粉」と書き、米の粉から作られています。昔から中国南部、台湾、東南アジアでよく食べられている麺のひとつです。米100lのものは米独特の風味がありますが、味は淡白です。したがって汁ビーフンのほかに焼きビーフン、サラダビーフン、酢の物など、食べ方を工夫することでさまざまな味わいが楽しめます。
  • 下記のようなメニューと組み合わせる場合の汁ビーフンは、「スープ」として(「おかず」の感覚)考えてください。あるいはもっと量をふやし、軽食(点心)として、たとえば昼食にいかがですか。
≪組み合わせメニュー≫
  ◎大根とハムの和(あ)え物
  ◎肉だんごのあんかけ
  ◎ニラと豆腐の炒め物

【野口料理学園】

塩ひとつまみ


■男の料理

  • 「男性のクラスありますか?」「男性を特別扱いしていませんので、ありません。男女一緒です」。これを、「意外」と受けとられることがあります。外の講習で「男の料理教室」を開くことはありますが、当学園に常設ではおいていません。料理に男も女もないと思うからです。
  • 男性が徒党をくみたがる(?)のは、気恥ずかしさがあるからでしょう。「紅一点」は女性にとってあまり気になりませんよね。男性連の視線は感じるものの、正直いって悪い気はしません。これに比べて男性が「黒一点」の状況におかれると、相当プレッシャーを感じるようです。気の弱い人は(?)落ち着かないどころか、その場から逃げ出したくなるほど嫌なものだそうです。来ている男性の生徒さんにそのことを聞いてみますと、否定はしませんでした。その人たちはなぜ平気かというと、姉妹がいるとか職場に女性が多いとか普段から女性に囲まれているせいで、女性にたいする免疫(?)をお持ちとのこと。そんな因果関係があるとはしりませんでした。早い話が「照れ」。ということは、慣れの問題ですよね。それに、女性は多少なりとも料理の心得があるのが当たり前、という思い込みがあるようです。ただでさえ人数が少ない上に、レベルのちがう中に放り込まれて気後れしてしまう、のかもしれません。できれば初心者の男同士、異性に心を乱されることなく、同時スタートしたいという思いがあるのでしょう。
  • 自分たちは最初からハンディを抱えているといった男性の先入観は、裏返せば、料理は女がするものという固定観念が頭にこびりついている証拠でもあります。大の男が料理なんて…という一段下においた見方です。「食軽視」(ついでに女性軽視も)もはなはだしい。現にこれらのバリアーを持たないジュニアクラスの子供たちは、半分近くを男の子が占めています。大の大人にしたところで、プロの料理人は量でも質でも女性を圧倒しています。軽視の対象は、食にあるのではないことがおわかりでしょう。
  • では、何にたいしての軽視なのでしょうか。それは「家事」でしょう。家事といってもさまざまですが、掃除洗濯は休んだところで命に別状なし。食事は抜くわけにはいきませんから、家事はイコール、大半を占める炊事といっていいでしょう。夫婦の場合、夫は外で仕事をしているのだから、家の中の雑事は「家内」にまかせる。夫婦分担といえば、一見説得力があります。でも、外での仕事は労賃を得るのにたいし、家内労働にみあう報酬はありません。目に見えないだけで、いろいろな形で対価の見返りはあるにしても、この差は大きい。収入の有無を、職業としての労働とそうでない労働のちがいと解すれば、わかりやすいでしょう。賃金のない主婦業は職業とみなされません。それでいてそれは主婦の本分であることが社会通念としてあります。ほとんど義務です。義務を果たしながら、権利は放棄しているようなものです。しかも料理は掃除洗濯のように同じことを繰り返していたらマンネリのそしりを招き、息抜きのつもりの外部発注(外食や出前)も経済上・健康上そうそう連発はできず、落第主婦の刻印を押されるのがオチ。いやはや、これほど割りの合わない仕事も珍しいほどです。
  • でも、共働きの増えているきょうび、この義務の強要は崩れつつあります。男女の条件は同じ、対等に位置するとなると、一方が他方に科していた強制は難しくなります。ほんとうの意味で役割分担をしないことには、立ち行かなくなるでしょう。男も台所に立つ番です。
    男子厨房に入らずの時代、男の料理は趣味・道楽の範疇でした。これからは実用そして実益です。(つづく)

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