●お米こめ、とげるかな？！

☆お米のとぎ方かた

1. 米こめをボールに入れる。
2. 別べつのボールに水みずを用意よういして米のボールにそっと加くわえ、やさしく手てでかき混まぜて水を流ながす。
3. 手を泡あわだて器きのようにして手早てばやく２０回かいかき混ぜる。
4. ボールに用意した水をそっと加え、やさしく手でかき混ぜ、白しろい水を流す。
5. ３、４をもう１回繰くり返かえす。
6. ３回目かいめは１０回かき混ぜ、水をそっと加え、やさしく混ぜ、ざるにあげる。
7. 米をボールにあけて、水をそっと加え、１回やさしくかき混ぜ、ざるにあげ、３０分〜１時間じかんおく。
   

☆お米の悪わるいとぎ方かた

• Ａ　水道すいどうの蛇口じゃぐちから直接ちょくせつ水みずを加くわえる。《ぬかのにおいが米粒こめつぶにつきやすいので》
• Ｂ　泡あわだて器きを使つかって米こめをかき混まぜる。《米粒がこわれやすいので。》
• Ｃ　米をざるに入いれて水の入はいったボールにつけてかき混ぜる。《ぬかのにおいが米粒につきやすく、米粒がこわれやすいので。》
• Ｄ　ボールの米に水を入れたままかき混ぜる。《ぬかのにおいが米粒につきやすく、ぬかの成分せいぶんがよく取とれないので。》
  

☆お米のとぎ汁じる（といだ白しろい水みず）は？

◎とぎ方かた《４》の白い水２回分かいぶん

• 「ふろふき大根だいこん」「おでん」「ブリ大根」「イカと大根の煮物にもの」などの大根を米こめのとぎ汁じるでゆでて、あくをとる。
• 新鮮しんせんなタケノコをゆでてえぐみをとる（とぎ汁ではえぐみが取とり切きれないときもあるので、収穫しゅうかくして１日以上にちいじょうたっていたら米ぬかを使つかう）。

◎とぎ方かた《２》《６》《７》と《４》の残のこりのとぎ汁は、植木うえきにかける。

ちょっと一言、お母さんに

• 最近のお米は精米の技術が進み、以前のように手の平で押さえつけるように「とぐ」必要はありません。手を泡だて器のような形にしてリズミカルにまわして研いでいきます。
• お米はとても乾燥しているので、最初の水を入れたら手早く洗ってすぐに水を流します。この時、水を入れたままほかの用事などをしていますと、米がどんどんとぬかのにおいのする水を吸ってしまいます。手早くが本当に大切です。
• お米に水を加えるときは水道の蛇口から直接ではなく、ボールに用意して、そっとかけるように加えましょう。急に、勢いよく水を加えると、ぬかのにおいのする水を吸ってしまいます。
• とぎ終わったら、炊飯器で炊く場合はすぐに内釜にといだお米と必要な水を加えて用意できます。
  鍋で炊く場合は必ずといだお米をざるにあげ、充分水を切ります。お米のまわりについている水は余分な水ですから。夏は３０分くらい、冬は１時間位は置いておきます。充分水が切れると同時に、お米一粒ずつが水を充分含んで、ふっくらホカホカのごはんが炊き上がります。

＜これまでのジュニア＞

【野口料理学園】